根強い人気を誇り、高視聴率を獲得していたにもかかわらず番組が終了したことで、ネット上では長年にわたり「過激すぎて上層部に打ち切られたのではないか」という憶測が飛び交いました。この打ち切り疑惑の真相を検証する上で避けて通れないのが、2012年6月21日放送回で発生した出演者の経歴詐称問題です。
報道各社およびTBSの公式発表資料によると、この回の収録に参加した一般女性が自身の職業を「ルイ・ヴィトンのデザイナー」と紹介してトークを展開しました。しかし放送後、関係各所からの指摘によりこれが完全な虚偽であることが判明。TBSは同年7月19日の番組エンディング画面および公式サイト上において、事実関係を認め正式に謝罪コメントを掲載する事態へと発展しました。
このトラブルは番組の制作体制と一般人オーディションの確認プロセスに大きな波紋を広げました。番組の生命線であった「生身の一般人のリアル」という根底が揺らいだことで、スタッフ側にかかるコンプライアンス管理の負担は急激に増大。結果として、番組は枠移動や特番化を挟みつつ、有田哲平の次なる新企画バラエティへとバトンを渡す形でレギュラー放送の幕を下ろすことになりました。単一の事件だけが原因ではなく、制作リスクの肥大化とTBS深夜帯の全体的な番組改編が重なった結果の終了というのが客観的な事実です。