【2026年ルポ】もはや甘えではない。「親のすねかじり」を強いる物価高と低賃金の構造暴力

【2026年ルポ】もはや甘えではない。「親のすねかじり」を強いる物価高と低賃金の構造暴力

【2026年ルポ】もはや甘えではない。「親のすねかじり」を強いる物価高と低賃金の構造暴力の重要ポイントをお届けします。最新トレンドがチェックできます。

だが、この構造には極めて危険なトラップが潜んでいる。親の持ち家と年金に依存する生活は、一見すると安定しているように見えて、実は「親の健在」という限定条件付きの脆いバランスの上に成り立っているからだ。

専門家は「親の年金をあてにした生活は、親が死亡した瞬間、あるいは要介護状態になった瞬間に即座に破綻する」と強く警告する。親の介護費用が嵩めば年金収入はあっという間に底をつき、子が介護のために離職すれば世帯収入はゼロになる。共倒れに至るまでの猶予は驚くほど短い。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。