2018年に主演を務めたNHK大河ドラマ『西郷どん』でも、彼の肉体コントロール能力はいかんなく発揮されました。物語の序盤である青年期の引き締まった体つきから、激動の幕末・明治初期を経て巨躯の指導者へと成長する晩年に至るまで、撮影期間の進行に合わせて段階的に体重を増やす手法を採用しました。
この時の増量プロセスでは、徹底した食事法が実践されました。1日数回の高カロリーかつ高タンパクな食事に加え、消化吸収を促すための炭水化物摂取、さらには筋力トレーニングを並行して行い、単なる肥満ではなく「逞しく太い骨太な体躯」を作り上げました。晩年の西郷隆盛を演じるクライマックスで見せた圧倒的な風格と首回りの厚みは、計画的なバルクアップの賜物です。