一般的な扁平率65や60のタイヤに比べ、45以下の低扁平タイヤやランフラットタイヤ、そしてホイール径が小さくタイヤ幅の狭い二輪車用タイヤは、作業難易度が跳ね上がります。
扁平タイヤチェンジャー外し方の極意
サイドウォールが極めて硬い扁平タイヤチェンジャー外し方では、「ヘルパーアーム」または「プレスアタッチメント」の存在が不可欠です。低扁平タイヤのビードは柔軟性がほとんどないため、作業側を持ち上げた際に、対角にあるビードがホイール中央の凹み(ドロップセンター)にしっかりと落ちていなければ、ビード内部のスチールコードが伸びて破断します。
手動またはシングルアームのチェンジャーで作業する場合は、専用の「ビードヘルパー(クランプ式樹脂ブロック)」を複数個ホイールに噛ませ、回転に合わせてビードを強制的にドロップセンター内へ押し下げ続けることが成功の絶対条件です。
バイク用タイヤチェンジャー使い方と二輪特有の注意点
バイク用タイヤチェンジャー使い方における四輪との最大の違いは、ホイールのハブ構造と剛性です。二輪車用ホイールは中央にベアリングやブレーキディスク、スプロケットハブが突出しているため、通常の四輪用チェンジャーテーブルにはそのままセットできません。専用の「バイク用クランプアダプター(ハイマウントアタッチメント)」を使用し、ブレーキディスクをターンテーブルの底付きから保護した状態でチャックする必要があります。
また、スポークホイールの場合はリムの剛性が低いため、ビードブレーカーで一点に強烈な圧力をかけるとリムが歪む恐れがあります。小刻みにタイヤを回しながら均等に力を逃がす繊細なコントロールが求められます。