Bs契約してないのに見れる真相|違法性と後から請求のリスクを解明

Bs契約してないのに見れる真相|違法性と後から請求のリスクを解明

話題沸騰中の Bs契約してないのに見れる真相|違法性と後から請求のリスクを解明について、多角的な視点を整理して公開しています。

パラボラアンテナをベランダに取り付けた記憶がないにもかかわらずBS放送が映る現象には、極めて明快な物理的・技術的理由が存在します。魔法でも機器の誤作動でもなく、現代の日本の住宅環境と放送インフラが高度に整備された結果生じている現象です。

まず押さえるべき大前提は、BSアンテナなしで見れる理由の多くが「建物の共用設備」に起因している点です。集合住宅(賃貸マンションやアパート、分譲マンション)では、屋上にマンション共聴アンテナと呼ばれる大型の高性能パラボラアンテナがあらかじめ設置されているケースが大半を占めます。このアンテナが捉えたBS・110度CSの電波は、ブースターで増幅されたうえで各住戸の壁面端子まで同軸ケーブルで常時分配されています。入居者が個別にアンテナを設置していなくても、壁の端子に市販のケーブルを差し込み、テレビのBSチューナー端子へと接続するだけで、すでに衛星電波が機器内に流れ込んでいるのです。

戸建て住宅であっても同様のケースが存在します。地域のケーブルテレビ(CATV)回線や、光回線を利用したテレビ視聴サービス(フレッツ・テレビや各社光テレビなど)を導入している場合、地デジ信号と一緒にBS信号が多重伝送されて宅内に届いているため、個別の衛星アンテナなしで画面が映し出されます。

もうひとつの決定的な要因は、衛星放送の電波が持つ「一方通行性」です。宇宙空間に浮かぶ放送衛星から地上へ向けて発信される電波は、日本全国のアンテナへ向けて無差別に降り注いでいます。テレビ側から衛星や放送局へ向けて「いま誰が受信したか」という信号を撃ち返す機能(上り回線)は備わっていません。したがって、チューナーとアンテナ線が物理的に繋がっていれば、契約手続きを済ませていなくとも受像回路が電波を拾い、映像として復調してしまう構造になっています。

さらに、BS放送の番組構成そのものにも理由があります。BS放送のチャンネルは大きく「有料チャンネル」「無料チャンネル」「NHK」の3つに大別されます。WOWOWやスターチャンネルなどの有料ペイテレビは強力なスクランブル(暗号化)が施されているため未契約では映りませんが、BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSテレ東、BSフジをはじめとする民放各局やBS11、BS12トゥエルビなどのBS無料放送は、スクランブルなしの完全無料で常時開放されています。契約していない状態でこれらのチャンネルが鮮明に見られるのは、制度上も技術上も100%正常な動作なのです。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。