泥跳ねを防ぎ、葉を濡らさない環境を整えるだけで、収穫量は目に見えて跳ね上がる。雨滴が地面を叩いた際に跳ね上がる泥水には、トマトの株を壊滅させる疫病菌が潜んでいる。自作の屋根は、上からの直撃雨を防ぐと同時に、株元への泥跳ねを劇的に抑え込む二重の防壁となるのだ。
さらに、余分な水分の吸収をコントロールできるため、果実の糖度が薄まるのを防ぎ、実割れによる廃棄率をほぼゼロに抑えることが可能になる。手をかけて仕立てた雨よけの下で、真っ赤に熟した艶やかな実が房なりになる光景は、初心者にとって何物にも代えがたい達成感をもたらす。