市販の冷凍飲料を選ぶ際、最も確実な指標となるのが冷凍兼用ペットボトルの見分け方です。パッケージの正面や側面に大きく「冷凍兼用」「冷凍OK」と明記されているほか、ボトル側面にアコーディオン状のジャバラ(波型リブ)が施されている点が構造上の特徴です。このジャバラが蛇腹のように広がることで、水が氷になった際の容積増加を柔軟に吸収し、亀裂を防ぐ仕組みになっています。
一方、自宅で通常のボトルを再利用して氷を作る場合は、いくつかの厳格なルールを守る必要があります。第一に、ペットボトルを冷凍する際の水の手加減とコツとして、ボトル満杯まで液体を入れず、全体の約7割〜8割程度(上部から3〜4cm以上あける)に抑えることが不可欠です。空気が入るスペース(ヘッドスペース)を残すことで、氷の体積膨張による圧力を空気の圧縮で相殺できます。
さらに現場で推奨されている裏ワザが「斜め凍結法」です。ボトルを冷凍庫内に直立させるのではなく、半分程度まで水を入れた状態で斜めに傾けて凍らせます。氷が斜めに固まった後、出かける直前に残りの隙間へ冷水を注ぎ入れることで、氷が液体全体を急冷しつつ、飲む瞬間からキンキンに冷えた状態をキープできるのです。キャップは凍結完了まで軽く緩めておき、完全に固まってから締め直すことで、内部気圧の上昇を防ぐことができます。