順風満帆に見えるプロ生活ですが、山口航輝は度重なる怪我と戦ってきた苦労人でもあります。高校3年夏の甲子園予選での右肩腱板損傷や、プロ入り後の下半身の肉離れなど、コンディションの維持に苦しむ時期が定期的に訪れていました。2軍調整を余儀なくされた期間中も、浦和球場で黙々とウェイトトレーニングと打撃フォームの見直しに打ち込む姿が報じられています。
ファームでの2軍最新動向を追っていた取材班によると、山口は単に怪我の治療に専念するだけでなく、自らの身体操作を一から再構築しました。理学療法士とともに股関節の可動域を広げるドリルを徹底し、故障再発のリスクを最小限に抑えるフォームへと改良。1軍復帰戦で即座に快音を響かせた背景には、こうした見えない努力の積み重ねがありました。