ネット上の掲示板やSNS、知恵袋などの投稿を精査すると、電線の鳥よけ工事を実施した家庭からは概ね高い満足度の声が寄せられています。「長年悩まされていた愛車のボンネットへのフン害がピタリと止まった」「毎朝5時のカラスの鳴き声で起こされるストレスから解放された」といった劇的な改善報告が目立ちます。
その一方で、現場の環境によっては思わぬ「いたちごっこ」に陥るケースも報告されています。代表的なのが、「ワイヤーを設置した区間のすぐ隣、未施工の電線へ移動して止まるようになった」という事象です。鳥よけワイヤーは基本的に「申請のあった敷地前面の区間」を中心に取り付けられるため、敷地境界からわずかに外れた電線に鳥が移動し、斜め前方からフンが車庫に届いてしまうトラブルが散見されます。
また、知能の高いカラスの場合、トゲトゲ部材の隙間を器用に踏み分けて止まったり、細いワイヤーの上に器用にバランスを取って乗ったりする猛者も現れます。申請時には「車を停めている真上だけでなく、鳥の主な飛来方向を含めた電柱スパン全体への施工」を具体的に相談しておくことが、再発を防ぐ決定打となります。