「庭に防草シートを敷いたのに、下からつる性雑草がシートを突き破って出てきた」というトラブルは後を絶ちません。ホームセンターなどで安価に販売されている「織布(クロスシート)タイプ」は繊維の隙間が粗く、ヤブガラシやスギナ、コヒルガオのように針のように尖った新芽を持つ強靭な雑草はいとも簡単に隙間を貫通してしまいます。
つる性雑草の発生エリアに防草シートを導入する場合は、極細繊維を熱融着させた高密度不織布タイプ(ザバーンやプランテックス等の高耐久グレード)を選択するのが鉄則です。緻密な構造により芽の貫通を完全にシャットアウトし、遮光率99%以上で光合成を完全に遮断します。
施工時の最大のポイントは「端部処理と重ね幅」です。つる性雑草はわずかな光と隙間を見逃しません。シート同士の重ね幅を最低でも15cm以上確保し、専用の接続テープで隙間なく密閉します。構造物や外壁とのキワ部分も専用接着剤や強力防水テープで完全に圧着処理を行うことで、地下からの再浮上を恒久的に封じ込めることが可能になります。