「ネギの青い部分は硬くて辛いから薬味か臭み消しにしか使えない」という思い込みは今日で捨てるべきです。青い葉部分がアルコールと抜群の相性を誇る最大の理由は、特有の刺激成分「硫化アリル(アリシン)」と加熱によって引き出される濃厚な甘み・コクにあります。
白い部分が穏やかな甘みを持つのに対し、青い部分は日光を浴びて光合成を行っているため、抗酸化成分や香気成分が凝縮されています。油で素早く炒めたり、肉の脂をまとわせたりすることで、揮発性の刺激臭が芳醇な香ばしさへと変化し、アルコールのキレを引き立てる最高のアテに仕上がります。
日本食品標準成分表の分析データに基づき、白い部分と青い葉身部分の栄養価・特性を比較すると、その実力差は歴然としています。