男子と女子で、選択するLINEプロフィール画像の裏にある深層心理には興味深い隔たりが存在する。男子高校生の場合、部活動のギア、愛用のスニーカー、あるいは趣味の風景写真を選ぶ割合が高い。自分の顔を出す恥ずかしさを回避しつつ、「こだわりを持つ自分」を無意識にアピールしたい欲求が覗く。一方、ペットの画像や友達が背後から撮った自然体のショットも根強い人気だ。
女子高校生の間では、雰囲気重視の視覚戦略がより精密に組み立てられている。顔全体を見せるのではなく、横顔や手元、またはあえてボカシを効かせた写真を設定するスタイルが一般的だ。「自慢に見せない可愛さ」の追求である。そこには、同性からの共感を得つつ、異性に対しても親しみやすさを残したいという計算された視覚的バランスが存在する。