サンディエゴ・パドレスでメジャーデビューを果たし、クリーブランド・ガーディアンズ時代を含めて通算108本塁打を記録した実績は伊達ではない。かつてメジャー屈指の若きスラッガーとして脚光を浴びたプライドが、彼のベースにある。
だが、MLB特化型のシフトや過度な長打偏重のプレッシャーにより、出場機会を減らしていった苦い記憶も併せ持つ。異国の地で再起を期した背景には、純粋に野球を愛し、グラウンドで躍動したいという強い渇望があった。過去の栄光と挫折の両方を知る男だからこそ、日本野球機構の舞台で見せる一打席への執着心は凄まじい。