注射剤のヒットに甘んじることなく、同社が次に解き放つ決定打が経口GLP-1受容体作動薬「オルフォルグリプロン」だ。2026年、フェーズ3治験の良好なデータが相次いで発表され、世界中の医療関係者から熱い視線が注がれている。
従来のペプチド製剤とは異なり、非ペプチド性の低分子化合物である点が最大の強みだ。食事制限なしで服用可能であり、何より巨大なバイオリアクターを必要としない化学合成による量産化が可能となる。注射に対する抵抗感を持つ患者層を一気に取り込めるだけでなく、世界的な供給ボトルネックを根本から破壊する潜在力を秘めている。まさにゲームチェンジャーの襲来と言える。