育児掲示板やSNS上で定期的にトレンド入りするのが、「ももかっぱちゃん腹黒説」や「実はやまびこ村最強の策士説」です。視聴者がそう感じる背景には、緻密に計算された演出と脚本の妙があります。
作中で描かれるももかっぱちゃんは、普段はおっとりとしており「〜ですわ」「まあ」といった丁寧なお嬢様言葉を使います。しかし、自分の利益や興味が絡んだ瞬間、極めてドライかつ冷徹な判断を下す場面が多々見られます。たとえば、はなかっぱが頭に珍しい花や美味しそうな果物を咲かせた際には、満面の笑みで「はなかっぱちゃん、それ私にくださらない?」と迫り、断られそうになると静かに威圧感を放つといった名シーンはおなじみです。
さらに、怒りが頂点に達した際に見せる「凄まじい怪力」や、都合の悪い話を笑顔でスルーする「超絶スルースキル」も、彼女の腹黒疑惑に拍車をかけています。しかし、これは決して悪意からくるものではなく、「自分の欲望に素直で、自己肯定感が極めて高いリアルな少女の心理」がデフォルメされた結果と言えます。