2020年の竣工以来、建築業界や地域住民の間で高い評価を獲得し続けているのが、新庁舎のレンガ評判です。かつて東京駅の赤レンガを製造した「日本煉瓦製造株式会社」の歴史を誇る深谷市ならではの意匠として、外壁からエントランスにかけて温かみのあるレンガタイルがふんだんに配置されています。
デザイン監修には近代建築のヘリテージと最新の免震構造が融合されており、建築専門誌や来庁者アンケートでも「お役所特有の冷たさが一切なく、光が差し込む回廊が素晴らしい」「深谷の誇りを感じる」といった称賛の声が85%以上を占めます。単なる行政ビルを超え、街のシンボルとしての風格を漂わせています。
もうひとつの大きな見どころが、1階アトリウムや市民ギャラリーに広がる渋沢栄一関連展示です。新一万円札肖像の決定から現在に至るまで、深谷市出身の「日本資本主義の父」の足跡を伝える展示スペースは常設運営されています。貴重な書簡のレプリカやパネル解説、渋沢翁の等身大フォトスポットが設けられており、市外からの来訪者が手続きの合間に足を止めて見入る姿が日常的な風景となっています。