32チェーンという極めて高いハードルを前にしたとき、まず理解すべきは「通常時になんとなく繋いで達成できる数値ではない」という設計上の前提です。盤面に存在するツムの上限値が45個前後である以上、素の状態で32個を繋ぐには盤面の約71%以上を単一ツムで埋め尽くさなければなりません。この物理的限界を劇的なスキル挙動で無効化するのが、エルサとブーの2大ツムです。
筆頭に挙げられるのがエルサのスキル活用です。エルサの固有スキルは「下部のツムを凍らせてまとめて消せる」というものですが、最大の強みは「凍ったツムをタップして割らずに、2回目のスキルを発動して重ねがけができる」点にあります。スキルレベル1〜2であっても、1回目のスキルで下部約16〜18個を凍らせた後、盤面上のエルサを消して再度ゲージを溜め、2回目のスキルを発動すれば、凍結層が上下に2段重なります。この状態で氷をタップすると、2回分の凍結ツムが「ひとつの巨大なチェーン」として一括判定され、いとも簡単に35〜40チェーン前後のスコアを叩き出します。
もうひとつの決定打が、モンスターズ・インクシリーズのブーの青いドア戦略です。ブーのスキルを発動すると画面に3色のドアが出現しますが、ここで迷わず青いドアを選択します。青いドアを選ぶと、画面上のすべてのマイツムが「特大サリーツム」へと一斉変化します。ツムツムの基本仕様として大ツムは1体で5チェーン分の価値を持つため、特大サリーをわずか6〜7体なぞるだけで、内部計算は瞬時に30〜35チェーンへと到達します。画面全体をなぞる必要すらなく、巨大ツム同士の連結判定が極めて広いため、指先ひとつでミッション条件を突破できる圧倒的イージーさを誇ります。