ネット上で定期的に浮上する「よかろうもん 解散」という言説ですが、結論から言えばグループは解散していません。公式ファンクラブやSNS、音楽配信プラットフォームにおいて、よかろうもんの看板はしっかりと掲げ続けられています。それにもかかわらず、なぜこれほど強固な解散説がささやかれ続けているのでしょうか。
背景にある最大の要因は、公式YouTubeチャンネルにおける動画投稿サイクルの変化です。かつて週に複数本のハイクオリティなカバー動画を精力的に投稿していた最盛期と比較すると、近年は動画公開の間隔が空く時期が目立ちました。アルゴリズムが目まぐるしく変化する動画配信市場において、更新頻度の低下は即座に「活動停止か」「解散したのではないか」というファンの不安を呼び起こします。
実際の現場を取材すると、彼らの活動軸はYouTubeクリエイターから「それぞれの強みを持ったプロの音楽家」へとシフトしている実態が見えてきます。メンバー個々が舞台出演、ボーカルディレクション、他アーティストへの楽曲提供、ソロライブの開催など、多方面で個々のキャリアを確立。その上で、グループとしてのライブステージや音源リリースに注力する体制をとっています。解散ではなく、大人の音楽グループとしての持続可能な活動形態への移行こそが現在の真の姿です。