大阪城公園で観察できる野鳥は、季節の移り変わりとともに劇的に変化します。特に春と秋の渡りのシーズンには、色彩豊かな小鳥たちが次々と姿を現します。
春(4月上旬〜5月中旬)の主役といえば、日本三鳴鳥の一つに数えられるコマドリの飛来時期です。鮮やかなオレンジ色の体と美しいさえずりは多くの観察者を魅了します。同時期にはオオルリやキビタキ、サンコウチョウといった夏鳥たちも次々と立ち寄ります。
秋(9月下旬〜11月上旬)には越冬地へ向かうエゾビタキやコサメビタキ、ムシクイ類が梢を飛び交い、冬(12月〜3月)を迎えると大阪城公園の内濠・外濠に数多くの水鳥が飛来します。ホシハジロ、キンクロハジロ、ヒドリガモなどのカモ類やオオバン、ユリカモメが濠を埋め尽くし、樹林地帯ではツグミやシロハラ、ジョウビタキなどの冬鳥をじっくり観察できます。