ナスの一番花は摘むべき?収穫量が激変する判断基準とプロの栽培術

ナスの一番花は摘むべき?収穫量が激変する判断基準とプロの栽培術

ナスの一番花は摘むべき?収穫量が激変する判断基準とプロの栽培術についての真相をお届けします。

ナスの花は、現在の株の栄養状態を雄弁に物語るバロメーターです。花の中心部を観察した際、黄色い雄しべの群れよりも中央の雌しべが長く突き出ている状態(長花柱花)であれば、株は極めて健全で栄養が十分に行き届いています。

注意すべきは、雌しべが雄しべと同じ長さ、あるいは奥に埋もれて見えなくなっている「短花柱花(たんかちゅうか)」です。これは株が極度の肥料切れや水不足、または成り疲れに陥っている危険信号です。短花柱花は受粉しにくく、着果せずに落ちてしまう確率が跳ね上がります。この兆候が見られたら、速やかに即効性の液体肥料を与えるか、株元から少し離れた場所に追肥を施し、たっぷりと潅水を行って樹勢の回復を図る必要があります。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。