原因物質の排除と適切なステロイド外用を行った場合、軽度から中等度の接触性皮膚炎であれば約1週間〜2週間程度で治癒に向かいます。赤みや腫れが引き、かゆみが治まった後も、角質層のバリア機能が完全に回復するまでにはさらに数週間を要するため、低刺激なワセリンやヘパリン類似物質による保湿ケアを継続することが再発防止の鍵です。
ただし、以下のような兆候が見られる場合は自己判断での市販薬使用を中止し、速やかに皮膚科専門医を受診してください。
- 市販薬を5〜6日間使用しても症状が全く改善しない、または悪化している場合
- 顔全体の腫れや、目を開けられないほどの浮腫が生じている場合
- 黄色い膿(うみ)が出ていたり、患部が熱を持ってズキズキ痛む場合
- 原因物質が全く思い当たらず、再発を繰り返している場合(パッチテストによるアレルゲン特定が必要)