優勝争いと並んで視聴者の視線を集めたのが、次大会の出場権を巡る「シード権争い(10位ボーダー)」です。
復路8区から9区にかけて、東洋大学、大東文化大学、東海大学、順天堂大学、中央大学の5校がわずか1分前後のタイム差にひしめく大混戦に。アンカーが集う10区では、大東文化大と東洋大が意地のスパートを見せ、見事に9位・10位に滑り込みました。
一方で、序盤のアクシデントから順位を落とした中央大学や順天堂大学は猛追及ばず11位以下に沈み、シード権を逃す痛恨の結果となりました。
また、先頭通過から20分が経過すると発動する「繰り上げスタート」の非情なドラマも発生。鶴見中継所(9区→10区)では、母校の襷を待つアンカーの目の前で号砲が鳴り、無念の繰り上げスタートとなるチームが出るなど、箱根駅伝特有の過酷さが浮き彫りとなりました。なお、今大会における途中棄権(DNF)のチームは出ず、全23チームが大手町まで襷をつなぎ切っています。