プロ直伝のかに玉レシピ!失敗しない卵ふわとろの焼き方と黄金比にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。
かに玉の印象を決定づけるのが、上からたっぷりとかける「あん」の存在です。日本国内では、関東を中心に親しまれている甘酸っぱい「甘酢あん」と、関西や中華専門店で根強い人気を誇る出汁の効いた「醤油あん(清湯あん)」の2大潮流が存在します。さらに、人気中華チェーン「餃子の王将」の味を彷彿とさせるオイスターソース仕立てのあんと、家庭での黄金比を比較検証しました。
タレの種類調味料の黄金比率(2人前分量目安)味わいの特徴とカロリー目安編集部の見解・おすすめシーン王道・甘酢あん水 100ml / 酢 大さじ2 / 砂糖 大さじ2 / 醤油 大さじ1 / ケチャップ 小さじ1 / 鶏ガラスープの素 小さじ1/2 / 片栗粉 小さじ2甘みと酸味のバランスが抜群(約120kcal)子どもから大人まで一番人気の味付け。ご飯が進む濃いめの味に最適。関西風・醤油あん水 120ml / 醤油 小さじ2 / 酒 小さじ2 / オイスターソース 小さじ1 / 鶏ガラスープの素 小さじ1 / ごま油 少々 / 片栗粉 小さじ2酸味がなく出汁とコクが際立つ(約95kcal)卵本来の旨味を味わいたいときや、お酒のおつまみ、あっさり食べたい夜に最適。王将風・再現あん水 120ml / 創味シャンタン等 小さじ1 / 醤油 小さじ1 / 砂糖 小さじ1/2 / オイスターソース 小さじ1/2 / こしょう 少々 / 片栗粉 小さじ2中華だしのパンチと旨味が濃厚(約110kcal)白米に豪快に乗せる「天津飯」への展開に最も適したパンチのある仕上がり。
オレンジページnetなどの大手料理メディアでも紹介されている通り、かに玉の甘酢あんの黄金比は「水:酢:砂糖:醤油=4:2:2:1」を基軸に微調整するのが最も失敗しません。酸味をまろやかにしたい場合は、ケチャップを少し加えることでトマトのグルタミン酸が加わり、コクと深みが一段と増します。
また、あんを作る際の最重要ポイントは「水溶き片栗粉を加えたあとの加熱時間」です。とろみがついた瞬間に火を止めてしまうと、片栗粉のデンプンが十分に糊化(アルファ化)せず、時間が経つと水分が分離してサラサラに戻ってしまいます。必ずとろみがついた後、弱火でフツフツと気泡が出る状態で1分間しっかりと熱を通すことで、ツヤのある滑らかなあんが長持ちします。