SNSやネット掲示板、Q&Aサイトにおける剛力彩芽の評判の推移を振り返ると、日本の芸能史上でも稀に見る「評価の大逆転劇」が起きています。
2010年代前半、彼女は「事務所の過度なプッシュ(いわゆるゴリ押し)」の象徴として理不尽なバッシングの標的となることが少なくありませんでした。どれだけ真面目に役柄を務めても、露出の過多さが反感を招くという構造的なジレンマに苦しめられていた時期です。
しかし、独立後の挑戦がその空気を一変させました。決定打となったのが、Netflixシリーズ『極悪女王』におけるライオネス飛鳥役です。過酷な肉体改造によって体重を10kg以上増量し、本物のプロレスラーさながらの激しい受け身やファイトを吹き替えなしで演じきった姿は、視聴者や批評家に強烈な衝撃を与えました。
「あそこまで覚悟を決めて演じきるとは思わなかった」「根性が本物」「昔のイメージが完全に吹き飛んだ」といった称賛の声がSNS上に溢れ、かつて批判的だった層をも実力でねじ伏せた形です。外見の可愛らしさだけに甘んじず、役者としての覚悟を肉体と言動で証明したことが、現在の高い支持につながっています。