友人代表や同僚のスピーチで、会場をドッと沸かせたいときに威力を発揮するのが、意外性を持たせた披露宴スピーチオチのテクニックです。参列者が「またあの使い古された話か」と油断した瞬間に、予想外の角度から切り込むことで強い印象を残せます。
特に盛り上がるのが、3つで終わると見せかけて付け足す4つ目の袋ネタです。以下のようなバリエーションが、実際の披露宴会場で多くの笑いと拍手を集めています。
「定番の3つの袋を大切にしていただきたいのですが、実は新郎の〇〇君には、もう一つ絶対に忘れてはならない『4つ目の袋』がございます。それは、二人が初めて出会った場所であり、新婦へ愛の告白をした思い出の地、『池袋(いけぶくろ)』です。初心を忘れたときは、ぜひ池袋の東口へ足を運んでみてください」
「結婚生活で本当に大切なのは、4つ目の袋、すなわち『ドン・キホーテの黄色いレジ袋』です。深夜に二人でふらりと日用品を買いに行き、他愛もない会話を交わす時間こそが、夫婦の絆を深める何よりの秘訣です」
ただし、ユーモアを狙う際には明確なタブーが存在します。昭和の宴会ノリで使われていた下ネタ(金玉袋など)は、親族や年配ゲストを激怒させ、会場を一瞬で凍りつかせる致命的な地雷となります。新郎新婦のパーソナリティや会場の格式を冷静に見極め、誰も傷つけない清潔感のあるオチを用意することが鉄則です。