現在、多くの絵師が利用している二大ペイントツール「CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)」と「ibisPaint(アイビスペイント)」では、レイヤー合成モードの特性を活かした高速エフェクト作画が可能です。ツールの特性に応じた最短の作画ステップを解説します。
クリスタ 炎エフェクトの描き方とレイヤー構築
CLIP STUDIO PAINTにおける炎作画は、ベクター線に頼らず「塗りつぶし+色混ぜツール(指先・繊維にじみ)」で形を整える手法が最も効率的です。公式TIPSでも推奨されている基本ステップは以下の流れです。
1. 新規レイヤー(通常)を作成し、濃い赤褐色で大まかな炎のシルエットを不透明水彩やマーカーで描きます。
2. 「色混ぜ」ツールの「指先」や「ゆがみ」ツールを用い、下から上へ炎の先端を引き伸ばすように尖らせます。
3. 上に新規レイヤーを作成し、合成モードを「発光レイヤー(加算(発光))」または「覆い焼きカラー」に設定。鮮やかなオレンジやイエローのエアーブラシで中心部をポンポンと叩くように発光させます。
4. さらに中心の最深部に白に近い淡黄色をスポットで置き、熱源の凝縮感を演出します。
5. クリスタ 炎ブラシおすすめ素材としてCLIP STUDIO ASSETSで高い評価を得ている「火の粉ブラシ」や「火炎エフェクトブラシ」を最上位レイヤーで散布すると、数秒でプロレベルのディテールが完成します。
アイビスペイント 炎の描き方(スマホ・タブレット向け)
スマートフォンの画面でも直感的に描けるアイビスペイント 炎の描き方のコツは、「フェードペン」と「フィルター機能」のコンビネーションです。
ベースの赤色シルエットを描いた後、「フィルター」メニューから「移動ぼかし」や「ガウスぼかし」を僅かに適用し、先端のみを「指先ツール」で上方へ流します。その上にブレンドモード「加算・発光」レイヤーを重ね、不透明度を調整したエアブラシ(台形や標準)で中心を明るく光らせます。仕上げに「スパーク(きらきら)系」の特殊ペンで周囲に火の粉を飛ばすことで、スマホ環境でも躍動感あふれる仕上がりが得られます。