三枝明那というライバーの真価は、単なるキャラクターの面白さだけでなく、「音楽という表現に対する圧倒的な本気度」にあります。
彼が所属したメジャーボーカルユニット「Rain Drops」(緑仙、三枝明那、童田明治、鈴木勝、える、ジョー・力一)は、ユニバーサルミュージックからのメジャーデビュー以降、オリコンランキング上位の常連となり、VTuber音楽の地平を大きく切り拓きました。ユニット内でも三枝明那のボーカルは主軸を担い、激しいロックチューンから切ないバラードまでを卓越した表現力で歌い上げています。
SNSや配信プラットフォームに寄せられる生の声を分析すると、リスナーが彼に熱狂する理由は極めて明快です。
「普段は親しみやすい大学生のように情けない姿も見せるのに、マイクを握ってステージに立った瞬間のカリスマ性が凄まじい」「喉からCD音源以上の熱量が飛んでくる」
こうしたファンの評価は、彼が歌い手時代から積み上げてきた下積みと、バーチャルという新たな肉体を得て開花したプロ意識の結晶と言えます。2024年の1stソロミニアルバム『UniVerse』のリリース、そして日本武道館での単独ライブ成功という金字塔を打ち立てた後も、その姿勢に一切の驕りは見られません。