チューリップは過湿を嫌うと同時に、水切れにも弱いデリケートな球根植物です。用土には何よりも「水はけの良さ(排水性)」と「適度な保水性」の両立が求められます。土作りは市販の草花用培養土をベースにするのが最も手軽で確実です。
ただし、安価な培養土の中には水はけが悪く固まりやすいものもあるため、ひと手間加えてグレードアップさせると失敗を防げます。市販の培養土8に対して、赤玉土(小粒)を1〜2割ブレンドするだけで、通気性と排水性が大幅に向上します。
元肥の配合においては、球根そのものに花を咲かせるための養分が蓄えられているため、過剰な施肥は禁物です。緩効性化成肥料(マグァンプKなど)を用土全体に規定量混ぜ込みます。その際、球根の底部が肥料の粒に直接触れないようにセットすることが、根焼けを防ぐための重要なポイントです。