Q1:ノロウイルスやロタウイルスなどの感染性胃腸炎とはどう見分けますか?
A1:感染性胃腸炎は嘔吐に加えて強い下痢や発熱を伴うことが大半ですが、ケトン血性嘔吐症は通常、下痢や高熱を伴いません。また、呼気から独特の甘酸っぱいケトン臭がする点や、疲労・緊張の直後に突然吐き始める点が見分ける目安となります。
Q2:吐き気があるのに甘いジュースや経口補水液を飲ませても悪化しませんか?
A2:一度に大量を飲ませると胃を刺激して吐いてしまいますが、スプーン1杯(5ml程度)ずつの微量であれば問題ありません。ケトン血性嘔吐症は低血糖とエネルギー不足が吐き気を増幅させているため、少量の糖分を補給することが最も根本的な治療アプローチとなります。
Q3:発作を起こしやすい子どもの精神的なケアで気をつけることはありますか?
A3:真面目で頑張り屋な性格の子どもや、周囲の期待に敏感に応えようとする子どもに多くみられます。「吐いたらどうしよう」という不安自体がストレスになるため、「疲れたら休んでいいよ」「吐いても点滴をすればすぐ元気になるから大丈夫」と安心感を与える声かけが発作の予防につながります。