固定残業代45時間は違法か?給与の罠とブラック企業の真実を暴く

固定残業代45時間は違法か?給与の罠とブラック企業の真実を暴く

固定残業代45時間は違法か?給与の罠とブラック企業の真実を暴くに関する基本知識をわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

固定残業代が組み込まれた給与が実際にどれほどの価値を持つのか、客観的な数値で比較検証してみましょう。月間の所定労働時間を160時間(1日8時間×月20日勤務)、時間外割増率を25%(1.25倍)として、見かけの額面が同じ「月給35万円」の2つのモデルを算出しました。

比較項目固定残業代なし(残業0時間)固定残業代45時間込み編集部の見解・格差分析提示額面月給350,000円350,000円見かけの金額は全くの同額基本給の内訳350,000円約259,000円基本給に約91,000円の巨大な開き基礎時給換算約2,188円 / 時約1,619円 / 時労働1時間あたりの価値が約26%低下推定手取り額(月額)約270,000円〜280,000円約270,000円〜280,000円社会保険料・税引後の手取りは同水準想定総労働時間160時間(定時退社)205時間(45時間労働時)同じ手取りを得るために月45時間の追加拘束賞与(年間4ヶ月分想定)1,400,000円約1,036,000円年間ボーナスで約36万円以上の大差

固定残業代45時間分を含む給与の場合、みなし残業45時間手取りの金額自体は同じ額面であれば大きく変わりません。しかし、問題はその金額を手にするために費やす「労力と拘束時間」です。時給換算での労働単価が大幅に下落しているだけでなく、賞与の支給基準が基本給に連動している会社では、年収ベースで数十万円から100万円単位の格差となって跳ね返ってきます。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。