「今すぐ自分の号数を知りたい」という場面で役立つのが、身の回りにある日用品を活用したアプローチです。もっともスタンダードな手法として知られるのが、糸や紙を使った指輪サイズの測り方です。道具の準備と正しい手順さえ把握していれば、大まかな基準値を自宅ですぐに把握できます。
用意するものは、幅5ミリ程度に細長くカットした紙(コピー用紙などの適度なコシがあるもの)、ボールペンや細身のサインペン、定規、そして固定用のセロハンテープです。伸縮性のある紙や付箋のような粘着部が広いものは誤差の引き金になるため避けましょう。
具体的な手順は以下の3ステップです。
ステップ1:測りたい指の最も太い位置に紙を巻きつける
ここで最大の急所となるのが、「指のどの部分に巻くか」です。指の形状には個人差があり、付け根が太い人もいれば、第2関節が最も太い「節太(ふしだか)」タイプの人もいます。指輪は関節を通過しなければ装着できないため、指の中で最も周囲が大きい部分(多くは第2関節)に巻きつけます。紙の端をセロハンテープで軽く固定すると、一人でもブレずに巻きやすくなります。
ステップ2:重なり合う部分にペンでまっすぐ印をつける
紙を指に巻きつけたら、一周して重なった境界線に対して、ペンで2本重なるように一本のラインを引きます。この際、太いフェルトペンを使うと線の太さだけで0.5ミリ(約0.5号分)の狂いが生じるため、0.38ミリ〜0.5ミリ程度の極細ボールペンを使用するのが鉄則です。また、紙を強く引っ張りすぎると指の肉が沈み込み、実際の号数より小さく計測されてしまうため、「きつすぎず、緩すぎず、肌にそっと密着する力加減」を維持してください。
ステップ3:紙を伸ばして印の間の長さを定規で計測する
指から慎重に紙を外し、ミリ単位の目盛りがついた平らな定規の上にまっすぐ当てて長さを測ります。この長さがあなたの指の「円周(指まわり)」となります。計測した数値を後述の対応表に当てはめることで、該当する号数が判明します。
なお、同様の手法として紐を使った指輪サイズの測り方を試す人もいますが、紐の選定には厳密な注意が必要です。毛糸や木綿糸、ゴム入りの紐は、引っ張る力によって簡単に1ミリ〜2ミリ伸びてしまいます。紐を用いる場合は、伸縮性のない平織りのリボンやタコ糸を選び、引っ張らずに輪を作る工夫が求められます。