岐阜基地が1年で最も熱狂に包まれるのが、毎年秋(通例11月中旬〜下旬)に開催される航空祭です。岐阜基地航空祭 2026日程については、例年防衛省および基地公式サイトから初秋頃に正式アナウンスが行われますが、2026年も11月の秋晴れの週末をターゲットに準備が進められています。
このイベントにおける最大のハイライトが、名物として全国に知れ渡る岐阜基地 異機種大編隊 飛行です。大型輸送機(C-2やC-1)を先頭または中央に配置し、その両翼や後方にF-15、F-2、T-4といった戦闘機・練習機が整然と並び、デルタ(三角)隊形や傘型隊形で上空をフライパスします。
航空工学上、巡航速度や機体重量、失速速度がまったく異なる航空機同士が、同一の高度と速度を保ちながら至近距離で編隊を組むことは極めて難度の高いオペレーションです。大型機が生み出す乱気流(後方乱気流)を巧みに避けつつ、操縦特性の異なる戦闘機を手動で精密制御する光景は、飛行開発実験団に所属するテストパイロットの腕前が世界水準であることを如実に物語っています。
一般的な岐阜基地航空祭 プログラムは、早朝のオープニングフライトから始まり、各機種による機動飛行、救難飛行展示、そして午後のクライマックスとなる異機種大編隊へと展開します。ブルーインパルスの飛来がある年は、来場者数が10万人を超える規模に膨れ上がります。