メガネファンやコレクターの間で長年語り継がれているのが、笑瓶さんが愛用していた具体的なブランドだ。彼が長年信頼を寄せていたアイウェアブランドの一つが、日本のロックな感性を揺さぶる「EFFECTOR(エフェクター)」や、特注のハンドメイドフレームである。
極太のセルロイド生地を丹念に削り出し、独特の艶と重厚感を醸し出す職人技。笑瓶さんはただ派手な色を選んでいたわけではない。自分の顔の輪郭、レンズの厚み、そして照明の下での発色まで計算し尽くしていた。アイウェア業界の関係者も「彼のメガネ選びは本物の眼力があった」と舌を巻く。特注の黄色いフレームは、まさに職人のクラフトマンシップと笑瓶さんのセンスが融合した唯一無二のプロダクトだった。