耳に水が入った時の抜き方決定版!綿棒がNgな理由と安全な裏ワザ

耳に水が入った時の抜き方決定版!綿棒がNgな理由と安全な裏ワザ

耳に水が入った時の抜き方決定版!綿棒がNgな理由と安全な裏ワザの注目されている理由を丁寧にまとめました。全体像を一目で把握できます。

「たかが水くらい、体温で自然に乾くだろう」と軽く見て放置するのも極めて危険です。耳の奥は暗く、体温によって36度前後の高湿度が維持されるため、細菌や真菌(カビ)にとっては格好の繁殖環境となります。

耳に水が入ったまま放置することで発症する代表的な疾患が「外耳道炎(別名:スイマーズイヤー)」です。最初はわずかなかゆみや不快感から始まりますが、数時間から数日でズキズキとした激痛に変わり、耳たぶを少し引っ張ったり触ったりするだけで飛び上がるほどの痛みが走ります。悪化すると耳だれ(膿)が流れ出し、周囲のリンパ節が腫れて発熱することさえあります。

さらに警戒すべきは中耳炎の症状です。過去に中耳炎を患った経験がある人や、鼓膜切開を受けたことがある人、あるいは加齢や過去の炎症で鼓膜に微小な穴(穿孔)が残っている場合、侵入した水が鼓膜を通り抜けて中耳腔へと達してしまいます。プールの消毒液や雑菌を含んだ水が中耳に入ると、激しい耳鳴り、めまい、難聴を伴う急性中耳炎へと直結します。入浴後や水泳後に耳の奥が痛い時の応急処置としては、患部を冷やしたタオルで外側から優しく冷やし、市販の消炎鎮痛薬(アセトアミノフェンやイブプロフェン等)を服用して痛みを鎮めつつ、絶対に耳の中を触らず安静を保つことが最善です。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。