ジャン・マイケル・ヴィンセントの若い頃は、まさにハリウッドの次代を担うゴールデンボーイそのものでした。1960年代後半からテレビシリーズの端役でキャリアをスタートさせた彼は、類まれなルックスと確かな演技力で瞬く間に頭角を現します。
1972年には名優チャールズ・ブロンソンと共演した映画『メカニック』で冷酷な若き殺し屋を好演し、一躍注目株へ浮上。そして彼の名を映画史に永遠に刻むことになったのが、1978年の傑作サーフィン映画『ビッグ・ウェンズデー』でした。
青春の焦燥と友情を描いた同作で、彼は伝説のサーファーであるマット・ジョンソン役を熱演。実際にサーフィンを得意としていた彼の躍動感あふれるライディングと哀愁漂う佇まいは、世界中の若者を魅了し、一躍トップスターとしての地位を確固たるものにしました。