現場で働く保育士にリサーチを行うと、本当に必要な機能と実用的なスペックが見えてくる。第一に求められるのは、両手が完全にフリーになるショルダー仕様またはリュック仕様だ。子どもと手を繋ぐ、あるいは緊急時に抱きかかえる際、両手が塞がっている状態は極めて危険だからである。
第二に、自立性と多層構造のポケット配置が挙げられる。公園のベンチや地面にバッグを置いた際、倒れずにそのまま立ち上がる構造であれば、必要な物を片手でサッと取り出せる。内部が細かく仕切られているタイプなら、体温計や絆創膏、消毒液、ウェットティッシュなどの衛生用品がバッグの中で迷子になる心配もない。
さらに、突然の雨や泥汚れに対応できる撥水・防水加工、夜間や夕暮れ時の視認性を高める反射材(リフレクター)の装着も欠かせない。毎日ハードに使用されるため、丸洗いできる耐久性の高い軽量素材であることも、選定時の重要な決定打となる。