「鼻血が止まらない時は何科を受診すべきか」という疑問に対しては、原則として鼻腔内を直接観察・処置できる耳鼻咽喉科が第一選択です。ただし、平日夜間や休日、あるいは全身症状が顕著な場合は、受診先の判断を迷うことも少なくありません。
重篤な事故を防ぐため、受診科の切り分けと救急車を呼ぶ目安(119番通報基準)を明確にしておく必要があります。
- 耳鼻咽喉科(通常受診):鼻血は止まったものの週に何度も繰り返す、鼻づまりや異臭を伴う、片側の鼻からばかり出る場合。
- 内科・血液内科(通常受診):高血圧の治療中である、抗血栓薬を服用している、全身にあざや皮下出血が目立つ場合。
- 救急外来・救急車要請(緊急):
- 20〜30分間圧迫止血を続けても激しい出血がサラサラと止まらない。
- 大量出血により立ちくらみ、動悸、冷や汗、顔面蒼白、意識の混濁がある。
- 頭部打撲や強い外傷の直後に出血が始まった。
判断に迷う夜間・休日の場合は、各自治体の救急安心センター事業(「#7119」)や小児救急電話相談(「#8000」)を活用し、専門の看護師や医師に緊急性を相談する体制も有効です。