「お身体ご自愛ください」は間違い?二重表現の真相と言い換え例文

「お身体ご自愛ください」は間違い?二重表現の真相と言い換え例文

「お身体ご自愛ください」は間違い?二重表現の真相と言い換え例文に関する基本知識を徹底的にまとめました。詳細を読もうことができます。

「ご自愛ください」を使うにあたって、二重表現以上に深刻なマナー違反となってしまうのが「すでに体調を崩している相手に対して使ってしまうこと」です。

「自愛」は「現状の健康状態を維持し、病気にならないよう予防する」という前提を持つ言葉です。そのため、風邪で休職している同僚や、怪我・病気で入院している取引先の担当者に対して「ご自愛ください」と送ってしまうと、「体調管理を怠ったから病気になったのだから、自分で気をつけなさい」という冷淡なニュアンスを無意識に帯びてしまいます。

実際のビジネス現場や社内アンケート等でも、「インフルエンザで療養中にクライアントから『ご自愛ください』とメールが届き、違和感や気まずさを覚えた」という声は少なくありません。相手の不調が判明している状況では、「ご自愛」という言葉を完全に排除し、回復や静養を願う言葉へ即座に切り替える必要があります。

体調不良・休養中の相手へ送るべき適切なフレーズ

相手の病状や立場に合わせて、以下の表現を使い分けましょう。

・一般的な体調不良・休暇の連絡を受けた場合:
「どうぞお気兼ねなく、ご無理をなさらずに十分な休養をお取りください。」

・入院や長期療養の見舞いメール:
「一日も早いご回復を、心よりお祈り申し上げます。返信には及びませんので、治療に専念なさってください。」

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。