今年の流行語大賞を徹底予想!2026年ノミネート候補と選考の裏側

今年の流行語大賞を徹底予想!2026年ノミネート候補と選考の裏側

今年の流行語大賞を徹底予想!2026年ノミネート候補と選考の裏側の全体像を詳しく解説してご紹介します。

ネット上で数千万インプレッションを稼いだバズワードが、ノミネート止まりあるいは選外となる理由について、世間では「大手広告代理店の忖度」「メディアの偏向」といった陰謀論が語られがちです。しかし、報道関係者の視点から現場を検証すると、極めて現実的かつ実務的なハードルが存在します。

第一の盲点は、受賞者の特定と授賞式への登壇可否です。新語・流行語大賞は「言葉を表彰すると同時に、その言葉を生み出した・広めた人物を表彰する」というセレモニーの形式を取っています。発信者が完全な匿名であるネットスラングや、権利関係が複雑に入り組んだキャラクター発祥の言葉、受賞辞退の意向を示している人物のフレーズは、トップテンに選びにくいという構造的制約があります。

第二の盲点は、コンプライアンスと公序良俗のフィルターです。SNSでバズる言葉の多くは、皮肉、自虐、他者への揶揄、著作権侵害のグレーゾーンを含んでいるケースが珍しくありません。教育機関や公的文書、辞典への採録を前提とする『現代用語の基礎知識』が主幹である以上、差別的ニュアンスを含む言葉や、誰かを傷つけるリスクのあるスラングは、どれほど流行していようとも最終選考から厳格に除外されます。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。