日常生活やビジネス、試験の現場で役立つ、シンプルかつ強力な東西南北の覚え方を4つのアプローチに分けて解説します。
1. 英語の略語「NEWS(ニュース)」を活用する決定版
世界中のニュースを届ける言葉としておなじみの「NEWS」は、実はNorth(北)、East(東)、West(西)、South(南)の頭文字で構成されているという有名な語源説(諸説あり)があります。この配列は、方角を思い出す最強のツールになります。
覚え方は極めて簡単です。十字を描いたとき、「上(N)→右(E)→左(W)→下(S)」の順番にアルファベットを配置します。北(North)からスタートして、右がEast(東)、左がWest(西)、下がSouth(南)です。英語圏でも広く親しまれているこの法則を知っていれば、略語の頭文字を見るだけで東西の位置関係が瞬時に確定します。
2. アナログ時計の文字盤をイメージする時間法
視覚的なイメージ記憶が得意な人には、時計の文字盤を使った変換が最も効果的です。地図の基本である「12時の位置=北」を基準にします。
時計回りに進むと、「3時の位置=東(右)」「6時の位置=南(下)」「9時の位置=西(左)」となります。「おやつの3時は東」「晩ごはん前の9時は西」と連動させることで、数字の直感的な配置がそのまま東西南北の座標軸へと早変わりします。
3. 日本地図の「東京(東)」と「関西(西)」で捉える地理法
日本に住む私たちにとって最も馴染み深いのが、日本列島の形状を用いた覚え方です。一般的な日本地図を見たとき、右手側には「東京(関東=東)」があり、左手側には「大阪・京都(関西=西)」があります。「右手が関東(東)、左手が関西(西)」という対比は、大人の感覚として最も忘れにくいアンカーになります。
4. リズミカルな語呂合わせと指差しアクション
小さな子供や語呂合わせで楽しく覚えたい場合は、体を使ったリズム記憶が威力を発揮します。北を向いて立ち、「きた(北・上)を向いたら、みぎ(右)がひがし(東)、ひだり(左)がにし(西)、うしろがみなみ(南)」と声に出しながら指を差すトレーニングです。また、「ひがし(東=3文字)は右(みぎ=2文字+1で多いほう)」「にし(西=2文字)は左(ひだり=3文字)」といった文字数を用いた記憶術も一部で活用されています。