Q1:「最初はグー」は本当に志村けんさんが考案したのですか?
A1:事実です。1970年代後半、TBS系『8時だョ!全員集合』の生放送終了後、スタッフやメンバーと繰り出した居酒屋での飲み会で、誰が支払うかを決めるじゃんけんのタイミングを合わせるために志村さんが考案しました。その後、番組内のコントに導入されたことで全国の学校や家庭へと急速に広まりました。
Q2:「だっふんだ」という謎の言葉にはどんな意味や元ネタがあるのですか?
A2:意味を持たないナンセンスな感嘆詞ですが、元ネタは古典落語の演目「鳥飼い」の中で演じられる咳払いの音です。上方落語の桂枝雀師匠(当時は桂文枝一門)の口演を聴いた志村さんがその音の響きの面白さに着目し、コントの締めくくりの決め台詞として大胆に採用しました。
Q3:なぜ志村けんさんのコントやギャグは海外でもバズっているのですか?
A3:チャールズ・チャップリンやバスター・キートン直系の「サイレント・コメディ」の作法を踏襲しており、言葉の翻訳を必要としない身体表現がベースになっているためです。顔の表情、動きのタメ、間(タイミング)の普遍性が、言語や文化圏の違いを超えてYouTubeやSNS経由で世界中の視聴者に直感的に伝わっています。
Q4:「アイーン」という名前は志村さん自身が最初から名付けていたのですか?
A4:志村さん自身が意図して命名したものではありません。当初は怒られた際の威嚇や照れ隠しのアクションとして無名で行われていましたが、ナインティナインの岡村隆史さんら後輩芸人がバラエティ番組等で「志村さんのアイーン」と真似をして呼称したことから定着し、志村さん本人も公式の決めポーズとして完成させていきました。