嵐の名盤『Are You Happy? 』が今なお絶賛される理由と裏側

嵐の名盤『Are You Happy? 』が今なお絶賛される理由と裏側

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本作の根幹を成しているのが、メンバー5人がそれぞれ1曲ずつ責任を持ってクリエイティブを手がけた「メンバープロデュース曲」です。5人が互いの声質やキャラクターを熟知しているからこそ生まれた楽曲群は、まさに本作のハイライトと言えます。

大野智がプロデュースした「Miles away」は、複雑に絡み合う美しい多重ボーカルとファルセットが胸を打つ極上のバラード。大野自らが綿密に歌割りを指定し、嵐の歌唱力の高さを証明した1曲です。櫻井翔プロデュースの「To my homies」では、メンバー同士の飾らない友情や絆をリリックに込め、マイクをリレーするヒップホップアプローチを展開。相葉雅紀の「青春ブギ」は、昭和歌謡と歌舞伎調のセリフ、架空の恋愛キャラ設定を融合させた痛快なエンタメ曲へと昇華させました。

二宮和也は観客とのコール&レスポンスや一体感を意識したポップナンバー「WAVE」を監修し、松本潤は洗練されたハイウェイ・グルーヴが心地よい「DRIVE」をプロデュース。それぞれの音楽的嗜好とグループ愛が見事なコントラストを描いています。

ソロ曲に関しても、大野の超絶エレクトロステップとコミカルな演出が炸裂した「Bad boy」、櫻井の爽快な朝を感じさせる「Sunshine」、相葉の情熱的なサーフロック「Amore」、二宮の葛藤と圧巻のコンテンポラリーダンスを刻んだ「また今日と同じ明日が来る」、松本の私生活の温もりを覗かせるソウルフルな「Baby blue」と、5者5様の挑戦が詰まっています。

佐藤 大輔
著者

佐藤 大輔

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