Q1:夏場、日中に芝生の葉が針のように細く丸まっています。今すぐ水をあげるべきですか?
A1:葉が針のように細く内側に丸まっているのは、芝生が極度の乾燥から身を守るために蒸散を抑えている緊急サイン(水切れ症状)です。しかし、正午などの炎天下に直接大量散水すると根が茹で上がってしまいます。どうしても枯死の危険がある緊急時は、日陰を作った上で葉の温度を下げる「打ち水」程度に軽くミスト散水するか、午後3〜4時以降の気温が落ち着き始めた時間帯まで待ってから、地中深くまで冷水をたっぷり行き渡らせてください。
Q2:芝生の冬の水やりは、完全に放置しても本当に枯れませんか?
A2:暖地型芝(高麗芝・TM9)は冬場に地上部を枯らして休眠に入るため、基本的に散水は不要です。ただし、太平洋側の地域などで1ヶ月以上まとまった雨や雪が降らず、乾燥注意報が連日発令されるようなカラカラ状態が続く場合は注意が必要です。休眠中でも根が完全に干からびると春の芽吹きに悪影響を及ぼすため、凍結の心配がない晴天の暖かい日の午前中に、月1回程度さらっと土を湿らせる散水を行ってください。
Q3:水やりをやりすぎて根腐れを起こしてしまった場合、どのように立て直せば良いですか?
A3:まずは直ちに水やりを中止し、土壌を徹底的に乾燥させてください。その上で、エアレーション(ローンパンチなどで土に穴を開ける作業)を行い、土中に新鮮な酸素を送り込みます。藻や苔が発生している場合は掻き落とし、目土(川砂ベースの水はけが良いもの)を薄く入れて排水性を改善します。傷んだ根に化成肥料を与えると肥料焼けでトドメを刺すことになるため、回復の兆候が見られるまでは施肥を控え、適度な日照と通気を確保して見守るのが鉄則です。