炎上がボヤから大火災へと発展するトリガーとなるのが、いわゆる「検証画像」の拡散です。かつてはテキストベースの噂話にとどまっていたものが、現在は画像解析ツールや動画のオーバーレイ(重ね合わせ)検証によって、客観的な証拠が白日のもとに晒されます。
特にイラスト系インフルエンサーの「トレパク(写真を下敷きにして輪郭をなぞる行為)」疑惑では、告発者が作成した透過GIF動画によって、元の写真とイラストの輪郭線がピクセル単位で完全に一致している様子が暴かれます。また、ライフスタイル系やコスメ系インフルエンサーの「写真パクリ」においては、背景に映り込んだインテリアの反射光や、窓から差し込む影の角度、さらには撮影されたグラスの水滴の位置まで一致しているケースが相次いで報告されました。
告発アカウントが投下する「決定的な証拠」には、画像の類似性だけでなく、投稿日時の前後関係も含まれます。「被疑者」となったインフルエンサーが元ネタ投稿の直前に、被害者アカウントの投稿に「いいね」を押していた履歴や、元クリエイターをフォローしていた痕跡のスクリーンショットが発掘されると、もはや「偶然の一致」という弁明は完全に通用しなくなります。