代表引退を経た現在、ディ・マリアは欧州上陸の地であるポルトガルのSLベンフィカで卓越した存在感を放ち続けています。
現在のポジションは主に4-2-3-1の右ウイング、あるいは状況に応じたトップ下のフリーマンです。全盛期のようなピッチ全体を縦横無尽に走り回る運動量は求められていないものの、ボール保持時の判断スピード、プレースキックの精度、相手のプレスをいなすファーストタッチの技術は一切錆びついていません。
ピッチ中央にポジションを移しながらパスの供給源となり、味方のインナーラップを引き出す起点となるプレースタイルは、まさに戦術眼の極致です。現地メディアやサポーターからも「ボールを持つたびにスタジアムの空気が変わる」と絶大な支持を集めており、ベテランの域に達してもなお、ゲームチェンジャーとしての実力は衰えていません。