デジタル決済の普及に伴い、ネット上には過去の古いキャンペーン情報や誤った仕様解説が放置されています。利用者が陥りがちな代表的誤解を是正します。
第一の誤解は、「ファミマのマルチコピー機で決済用バーコードを印刷すればチャージできる」という言説です。マルチコピー機では各種ネット通販の支払い(スマートピット等)や公共料金支払いは可能ですが、PayPayのアカウント残高へ直接入金する仕組みはこれまで一度も提供されていません。
第二の誤解は、「ゆうちょ銀行の通帳やカードがあれば店内のゆうちょATMからPayPayへ直接振り込める」という思い込みです。ATMの振込機能を使ってPayPayマネー残高を直接増やすことはできず、あくまで事前にアプリ内でゆうちょ銀行口座を「本人確認(eKYC)」を経て口座連携しておく必要があります。
【プロの結論】キャッシュレス行動経済学から見るおすすめ・非推奨の判断基準
キャッシュレス決済を取り巻くプラットフォーム間の「経済圏競争」は年々激しさを増しています。消費者が店舗ごとに無駄なストレスを抱えないための判断基準は以下の通りです。
▼ファミマ利用時にPayPayアプリ内即時チャージを活用すべき人
・銀行口座連携またはPayPayカードを紐付け済みの方
・ポイント還元率を落とさず、シームレスに決済を完了させたい方
・小銭や紙幣のやり取りを一切無くし、会計時間を最短化したい方
▼現金チャージに固執することを避けるべき状況
・背後にレジ待ちの列ができているピークタイムの店内
・周囲にセブン-イレブンやローソンが見当たらないファミマ単独の立地
このような状況下では、現金チャージを試みようと店内を右往左往するよりも、手持ちの現金で直接支払うか、クレジットカード払いへ切り替えるのが時間対効果の観点から最も合理的です。