結露のストレスから完全に解放され、確実な室温向上を達成するための唯一無二の根本解決策が、既存の窓の内側にもう一つ樹脂サッシ枠を取り付ける「内窓(二重窓)設置リフォーム」です。
一般的な浴室窓(サイズ:幅約80cm×高さ約60cm前後)における浴室用内窓リフォームの費用相場は、工事費込みで約6万円〜12万円です。浴室は湿気がこもる特殊な空間であるため、居室用の内窓とは異なり、防水シリコンコーキング処理や耐湿仕様の金物が組み込まれた「浴室仕様」のサッシ(LIXILのインプラス浴室用、YKK APのプラマードU浴室仕様など)を使用します。熟練の施工スタッフであれば、実作業はわずか1時間〜2時間程度で完了し、その日の夜から通常通り入浴が可能です。
特筆すべきは、国が主導する省エネ住宅推進事業の動向です。脱炭素社会の実現と既存住宅の省エネ化を強力に後押しするため、環境省・国土交通省・経済産業省が連携する「先進的窓リノベ事業」などの断熱リフォーム補助金制度が2026年も継続実施されています。この補助金制度では、設置する窓の断熱性能区分(グレード)とサイズに応じて定額の補助が支給され、製品グレードによっては工事費用の約3分の1から最大半額相当が国から還元される計算になります。
大手リフォーム情報サイトの口コミ評判を分析しても、「内窓を付けた初日から足元のヒエヒエ感が完全に消えた」「浴室暖房の設定温度を下げても温もりが持続し、光熱費が年間で目に見えて下がった」といった高評価が9割以上を占めています。入浴時の急激な温度差が心臓に負担をかけるヒートショックを防ぐ観点からも、健康投資としての費用対効果は極めて高いと言えます。