ベル・ジュバンスの起源を語る上で欠かせないのが、創始者である山崎伊久江の存在だ。昭和30年代、パーマ液による手荒れや毛髪の傷みに悩む美容師や客のために、人間の皮膚と同じ弱酸性(pH4.5〜5.5)の薬液を用いた施術を考案。これが「弱酸性美容法」の誕生であり、山崎伊久江美容室から始まった挑戦は、当時のサロンワークに革命をもたらした。
その後、理念を正しく普及させるために設立された日本弱酸性美容協会を中心に、全国のヘアサロンへと浸透。アルカリ性薬剤が主流だった美容業界において、頭皮の毛穴を優しくクレンジングしながら毛髪を補修するスタイルは、デリケートな肌を持つ人々から絶大な支持を集めてきた。長年にわたる歴史と実績こそが、安全性を裏付ける最大の証拠と言えるだろう。