後年の特番インタビューや回顧録において、橋本環奈さん本人は写真が話題になった当初の心境を赤裸々に明かしています。
「自分では目がつり上がって見えて、お気に入りの写真というわけではなかったんです。だから最初にネットですごいことになっていると聞いた時は、何が起きているのか全く理解できず、ただただ戸惑いました」
本人にとっては数あるライブ中の日常的な一幕に過ぎず、コンプレックスさえ感じていた表情が、世間にとっては「圧倒的な美の瞬間」として受け止められたというギャップは極めて興味深い事実です。
また、撮影者の博多のタケ氏による証言でも、この写真は高速連写で偶然撮れたカットではなく、楽曲のリズムと橋本さんの動線を完璧に把握した上でシャッターを切った「狙いすました1枚」であったことが明かされています。ファンの深い愛情と確かな撮影技術、そして被写体の放つ類まれな輝きが合致したからこその産物でした。