井手上漠の歩みは、平坦なものではありませんでした。2018年、第31回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストにて「DDセルフプロデュース賞」を受賞したことが、すべての始まりでした。男子コンテストに現れたあまりにも可憐な姿は瞬く間に全国放送のワイドショーやバラエティ番組で拡散され、一躍時の人となりました。
しかし、その華やかな脚光の裏には深いアイデンティティの葛藤が存在していました。幼少期から「可愛いものが好き」だった自身に対し、周囲から向けられた心ない視線や言葉。自著や過去のロングインタビューで語られたところによると、一度は周囲に合わせて短髪にし、無理に「男の子らしく」振る舞おうとした時期もあったといいます。その苦悩を救ったのは、母からの「漠はそのままでいいんだよ」という無条件の肯定でした。
自らの性別について「性別という枠組みに自分を当てはめる必要はない」「私は私」と公表して以降、その生き方は同世代の多くの若者に勇気を与えてきました。そして、その生き様を支えているのが、徹底したフィジカルとスキンの自己管理です。
グラビアやSNSで披露される圧巻の「美脚」と「ウエストのくびれ」は、天性のものである以上に、日々の継続的な努力によって維持されています。関係者や本人の発信によると、毎日のピラティスや体幹トレーニング、下半身のリンパマッサージを欠かさず行っているとのこと。さらに、Instagramのプロフィールで「美容すきです」と公言している通り、日頃から徹底した紫外線対策と丁寧な保湿ケアを積み重ねており、カメラの前で見せる透明感あふれるすっぴん肌は、日々のインナービューティーの積み重ねから生み出されています。